微小変化型ネフローゼ症候群、3回目の再発の入院記録

微小変化型ネフローゼ症候群の3回目の再発時の備忘録

【入院16日目】頸部カテーテルの刺入部の処置は死ぬほど痛い

入院16日目。

いよいよ、半月経ってしまった。

 

頸部カテーテル刺入部の処置を毎日行っているのだが、これが非常に痛い。刺さっているからなのか、こすれているのか、なにがどう痛いのか分からないが、洗い流され、ゲルを塗られ、テープを貼られる過程が非常に耐えがたい。

 

痛みで顔がゆがみ、朝から、この処置が終わるまで気が気ではない。このテープの貼り方ひとつで、首の可動域が決まったり、痛みが変わる。得意不得意があるようで、上手い看護師さんに当たると、痛みなく過ごせるのだが、今日はその「上手い看護師さん」がいなくて、一日試行錯誤するも、一日中痛みが続いた。

 

じんわりと、ずーーーっと、消毒液を塗られ続け、傷口をこすられているような痛みだ。あまり痛いと伝えても、どうしようもない部分もあるので、我慢していたが、昼過ぎにテープがはがれてきたため、補強テープを貼ってもらった。

 

夕方に我慢しきれず、痛くてテープ自体を貼り変えてもらった。

だが、痛い…寝る前に、痛み止めをもう一度飲む予定なので、それで、眠れると良いのだが。

 

 

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尿タンパクは、寛解に持っていけたようだった。まぶたの重みもなくなった。だが、今朝は、入院初の、血糖60台をたたき出した。

昨日の、夜から、なんだか気持ち悪いというのはあったのだが、朝方の3時ごろにいよいよ気持ち悪くて目が覚め、回転性のめまいがして、「ぁぁ、気持ち悪い」と、そこから眠れなかった。

 

少し気持ち悪い、少し目が回るくらいで、ナースコールを押せず、朝を迎えたのだが、さっさと伝えればよかったと思った。伝えなければ、異常にも気付いてもらえないし、気付くこともできないからだ。我慢しすぎも、ほんどうにいい加減にしなければと思った。

 

まぁ、朝から、そんなことがあったので、頸部カテーテルのテープについて2回ナースステーションに行って伝えることができたのだが。そのくらい、私にとって、「苦痛を伝える」ということはハードルが高い。

 

「自分の苦痛くらい」と軽視してしまいがちだが、私が医療従事者側だった時を考えると、伝えられないことほど困ることはない。些細なことでも、知りたい。そんなことを思った1日だった。

 

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入院してから、数日で個室に移してもらえ、精神的に落ち着いてきた。外の光や、部屋の電気をつけていられたり、カーテンを開けていられることも増えた。相変わらず、換気扇の音は苦手なのだが、元々絶対音感で、継続的になる音が苦手なので、それは薬の問題ではないだろうと思う。

 

よほど、私の顔色が普段悪いのか、ナースステーションで「清掃の方が入っても大丈夫よね?」と声をかけられた。清掃してくださる方には、「ありがとうございます」と声をかけていたつもりだったのだが、入っても大丈夫なのかどうか、心配されていたようだった。

 

そんなに、顔色が悪かっただろうか。よくわからない。

 

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こうやって、夕方になり、テープを変えてもらい、文章を打てるまでになったが、やっぱり、頸部が痛い。夕方に、「テープを貼るのが得意な看護師さん」が担当らしいので、少し伝えてみようと思う。

 

貼り変えるのも痛いのだが、私も、どうしていいのか分からない。困ったものだ。

 

明日は、3回目のLDL-A。

明後日はあさイチから午前中を使って、薬剤師さんのタイムキーパーの元、シクロスポリンカプセルの血中濃度を測る検査。(一時間ごとにCVカテから採血らしい)

 

体力は温存しておきたい。

 

 

 

(追記)

あれ…急に痛くなくなった。ちょっとした角度なのかもしれない。これでよく眠れそうで安心。