微小変化型ネフローゼ症候群、3回目の再発の入院記録

微小変化型ネフローゼ症候群の3回目の再発時の備忘録

【入院28日目】退院が決まりまりそうです。(追記:決まりました)

入院28日目。

 

木曜か金曜日に退院できそう。

木曜日なら30日間、金曜日なら31日間の入院になりました。結果として。

 

気付いたら、そんなに経っていたのかと思うのは、やっぱりここまで、必死だったんだと感じた。必死だったから、必死だった最中は、もう意識すらできていなかったが、30日も病棟から外に出てもいなければ、外の空気も吸わずに過ごしてきたんだと驚いた。

 

家にいて、そんなに外の空気を吸っていなかったら頭がおかしくなりそうだが、それだけ、いっぱいいっぱいだったんだなと、今更ながら、感じている。ほんとに。

 

ステロイドの副作用は、結構強く出ているので、治ったねー!という退院ではないのだが、今後の治療を、自宅で行っていける段階に入ったんだと思うと嬉しい。

 

まだまだ、しばらくは、強い薬を飲んでいるので、仕事を出来る状態でもなければ、手放しで自由になれるかと言われるとそういうわけでもないのだが、外の空気を吸ったり、散歩に行ったり、自分で料理をしたり、そういう日常に戻れるのが嬉しいと思う。

 

病院で出されるご飯は、とてもとても美味しかった。

だが、夫にご飯を作ってあげたいし、私ができることはやりたいし、役に立ちたい。家に帰ったら、ボッチ生活に戻るのは、とても寂しいし、それは不安なのだが、またそれは仕方がないこと。

 

人とかかわらない生活は、つらいものなので、また、メガネを調整して、スタバに通う日々を過ごせたらいいなと思う。こうやって、ブログをつらつらと書いてきて、昨日は、全部読み直してみたら、「(どれだけ必死だったんだ)」と、自分で読んでいて、びっくりした。

 

この時、こんな気持ちだったんだ。

 

と、思うこともあった。やっぱり記録しておくことって私にとっては大切で、その時にしか書けないんだなと感じた。

 

その時の気持ちは、その時にしか書けない。そのみずみずしさというのが、また面白いと思うのだった。そして、メインのツイッター、闘病用のツイッター、ニコニコ時代のツイッター、無料ブログ2つと、ワードプレスのブログをフル稼働させて、文字を綴りまくってきたこの入院期間を振り返ると、

 

私って本当に、文章を書くことが好きなんだ

 

と実感したのだった。びっくりするくらいに、こうやって気持ちを表現したり、話をしたりすることが好きなんだなぁと気づいた。

 

治療場所が、病院から自宅へ変わるだけと言えば、それだけなのだが、夫と布団を並べて寝られる時間が楽しみだなぁと思うのだった。「おやすみ」と言いながら、寝息を聞きながら、ほっと寝られる時間とは幸せなものだなと、思う。

 

ほっとして、先が見えて、

 

「(私って頑張ってきたのかな)」なんて、今更、少しずつ実感がわいてきた。あんまり自分に【頑張った】と思わない方なので、不思議な感覚。でも、大変だったのかもしれないくらいには、少しずつ実感がわいてきた。

 

友だちに心配され、周りに声をかけられ、ようやく気付く。もうちょっと、自分をいたわってあげることが出来ればいいのだが、気付くのにラグがあったり、自分の気持ちには何か鈍感なんだ。

 

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まぁ、なんだ。入院して、夫のことをとても好きなんだという自分の気持ちがよく分かったよ。

 

 

(追記)12:30

退院日が決まりました。

11/7の夕方?夜?に退院が決まりました。

夫は仕事なので、夫の仕事が終わったら、退院となります。その日には採血がありますが。よかったです。30日間の入院となりました。人生で一番長い入院でした。くたくたです('Д')

 

11/10(日)から、プレドニン25mgに減量です。そのあとは、一か月ごとに少しずつ減量予定。終わりが見えて、ほっとしました。

 

ついでに、カテーテルのテープの所も、貼り替えてもらえて、普通にシャワーを頭からかぶってもいいようになりました。今日合わせて、あと3日間、ぬくぬくとゆるゆると過ごします。

 

ほっとした。ほっとしたほっとしたほっとしたーーーーーーー。

病院→自宅に変わるだけなんだけど、ほんとうにほっとしたーーーーーーー。毎日の血糖測定が嫌だからね(笑)