微小変化型ネフローゼ症候群、3回目の再発の入院記録

微小変化型ネフローゼ症候群の3回目の再発時の備忘録

【入院27日目】入院飽きました。慣れました('ω')

入院27日目。

経過も順調で、ちょっとAlbが下がったらしいけど、誤差の範囲内。らしい。

 

元々、Alb低め安定だし、まぁ大丈夫でしょう。っていう感じ。

先が見えてきたのと、身体が楽になったのと、首のカテーテルが抜けたのもあって、気持ちが楽になった。本当に楽になった。

 

ということで、入院に飽きました。そして、慣れました。

 

毎日やることも、血糖測定と、バイタル測定のみ。あとは、畜尿と体重測定くらい。本当に、やることがない。毎日、美味しいご飯が出てくるし、ネット環境もあるし、ありがたいことに感染予防という名のもと、個室にしてもらえ、刺激から守ってもらえているし(ステロイドのうつ症状の易刺激性の症状が出ている)、快適なのだ。

 

電気を消して、柔らかい穏やかな、角部屋で過ごせている。

看護師さんたちも、長らく入院している私に慣れ、ほどほどに放置しておいてくれる。家に独りぼっちで、療養生活をしてきた1年の中で、ほどほどに人と話すことが出来て、快適な環境で、ご飯も出てくる。

 

本当は、自分でご飯を作りたいし、やりたいこともあるが、入院にも慣れた。

 

だが、洗濯物を持ち帰ってくれ、洗濯をしてくれ、毎日面会に来てくれる夫も疲れてきているし、私も夫と一緒にご飯を食べたい。

 

心に余裕が生まれ、早く帰りたいと思えるようになった。

カテーテルを入れる前日は大泣きしていたのだが、とにかく、ほっとして、身体の力が抜けてきているのを感じる。

首を濡らしてはいけないので、洗髪だけは介助してもらわないといけないのが、「めんどくさい」と思ってしまうのだが、こればかりはしょうがない。副作用で、頭が脂ギッシュになりがちなので、遠慮しすぎず、入院中は洗髪介助をお願いする勇気を持とうと思う。

 

もうすぐ、入院して30日も経つのかと。

木曜日に、採血をしてその結果が良ければ、退院の方向で…と主治医から、今日の午前中言われ、思わず「木曜に退院…」と言いかけて、「さすがに、その日のその日はあれかもしれませんが…」なんて笑われてしまった。

 

入院していれば、入院保険が下りるので、むしろ儲かるくらいなのだが、とにかく、入院生活に飽きたのだと思う。入院していた方が、食事は楽だが、血糖測定ももう刺されたくないし、毎日畜尿し続けるのにも疲れてきたし、そろそろ家に帰って、ぐだっと自由に過ごして、自由にトイレに行きたいものだ(笑)

 

この、私の人生一番の長さの入院と、白目をむきそうなくらい怖かった首のカテーテルとLDLアフェレーシスを乗り越えられたのは、病院スタッフのおかげであるのは間違いない。

 

以前の、入院2回は、全然耐えられず、ギブアップするように退院したので、本当に今回の入院環境は恵まれていたとしか言いようがない。感謝しまくりだ。